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工学部 都市創造工学科 編入学制度

TRANSFER STUDENT

3年次編入学制度について

都市創造工学科では、2023年春に3年次編入学を希望する方から、入試制度および入学後のカリキュラムを変更します。

新しい3年次
編入学制度の趣旨

 高校卒業時に一度は異なる進路を選んだ方でも、まちづくりや防災、建設に興味がある方に向けて、将来の都市基盤整備を担う技術者として活躍できるよう、本学科では学び直しの機会を提供する目的で3年次編入学制度を改正しました。本学科の卒業生の進路は、建設会社、地方自治体(公務員)、建設コンサルタント、測量等の調査会社、不動産会社、建設材料メーカー、電気?ガス?鉄道等のインフラ関連会社など、建設業界を中心としています。しかし、近年の少子化により、いずれの業界も人手不足に窮しており、施工管理職、設計技術職、土木技術公務員などの将来のインフラ整備の担い手不足に大きな懸念が生じています。
 一方で地球温暖化による激しい風水害や来たるべき超巨大地震による震災の危険にもさらされています。さらに高度成長期につくられた膨大な量のインフラが50?60年を経て更新期を迎えていることから、各種点検、メンテナンス、再整備など、次世代の社会にあわせた新しい都市基盤を再構築する必要性がますます高まっています。
 本学科では、3年次編入学を希望する方のそれまでの多様な学びと経験に大きな期待を寄せています。高校卒業時の理系?文系による進路選択以外に、これまでに経験された多様な背景を持った方に技術者になってほしいと考え、将来の都市のあり方、社会基盤整備のあり方を変えていけるような人材になってほしいという強い希望を持っています。そうした方に是非、この編入学制度を活用して頂ければと思います。

編入学試験について

編入学試験の時期と方法は以下のとおりです。

前期入試: 10月   後期入試: 12月
選抜方法: 学習計画書の提出、および学習計画書に基づく面接試験
※ 詳細は編入学試験の募集要項をご覧下さい(こちら)。

学習計画書の作成については、編入学前の多様な経歴等を踏まえて、将来のご自身の技術者像とそこに至る学習計画について記述して頂きます。
なお、編入学前の経歴等を踏まえ、編入学後の学習と卒業の見通しなどについて事前に学科教員と相談の上で出願をお願い致します。

編入学後の
既修得単位について

編入学前の学校における既修得単位については、編入学前の経歴等を踏まえて以下の3区分に分けて認定を行います。

(1) 区分イ

理系の短期大学(短期大学部を含む)、工業高等専門学校、4年制大学を卒業した方、または4年制大学で62単位以上を取得して編入を希望する方を対象とします。
編入学前の学校等において修得した単位のうち62単位を一括認定します。

(2) 区分ロ

専修学校を卒業し、かつ4年制大学を卒業しないで編入する方を対象とします。
編入学前の学校等において修得した単位のうち50単位を一括認定します。

(3) 区分ハ

文系の短期大学(短期大学部を含む)、高等専門学校、4年制大学を卒業した方、または4年制大学で62単位以上を取得して編入を希望する方を対象とします。
編入学前の学校等において修得した単位のうち62単位を一括認定します。

上記3区分に当てはまらない場合は、最も適合する区分に振り分けるものとします。
なお、編入学後の履修カリキュラムは区分毎に異なりますので、事前相談において詳細をご説明致します。編入学後の2年間で卒業可能なカリキュラムを準備していますが、編入学前の経歴等によって異なりますので、必ず事前相談を受けて下さい。

取得可能な資格について

編入学前の学校における既修得単位については、編入学前の経歴等を踏まえて以下の3区分に分けて認定を行います。

上級公務員受験資格

一般的な資格ではありませんが、各地方自治体における上級土木技術職の受験資格を得ることができます。

測量士補

どの区分においても卒業することで測量士補の資格を得ることができます。

一級、二級土木施工管理技士

本学科は指定学科になっていますので、どの区分においても受験資格を得ることができます。

建築士一級、二級

指定科目を修得することで受験資格を得ることができます。卒業まで2年間の中での追加の履修が必要となります。詳細は事前相談でお尋ね下さい。